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NTTファシリティーズ

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CSR報告書 2019

HighLight 2019

Case 04 ビルシステム向けサイバーセキュリティソリューション ファシリティの安全対策を、
次のステージへ
サイバー犯罪に備えた
ファシリティづくりを進める

1世界的に対策が急がれる、インフラのセキュリティ対策

IoTが浸透しビジネスや日常に関わる社会インフラのスマート化が加速する現在、それらが直面するサイバーセキュリティリスクに対し対策を強化する必要性が、世界的に唱えられています。日本政府も現在、「サイバーセキュリティ戦略」のもと電力や公共サービス、情報通信といった14の「重要インフラ分野」を定めるなど、対応を官民連携で加速しています。多彩なインフラに携わるNTTファシリティーズも、社会の要望に応えるべく、様々な取り組みを進めています。

1NTTセキュリティと連携し、サイバーセキュリティソリューションの提供を開始

IoT時代におけるスマートビルでは、ビルエネルギー管理システム(BEMS)などの各種システムが外部ネットワークと接続するケースが増えます。その結果、外部からの攻撃の影響がビル全体に波及するリスクが高まります。NTTファシリティーズは、NTTセキュリティと協力し2018年、ビルシステムのリスクの見える化や対策のコンサルティング、ビルシステムのネットワーク常時監視などで構成される「IoT時代のビルシステム向けサイバーセキュリティソリューション」を開発しました。NTTファシリティーズは、従来から自然災害、人的災害、設備故障などのリスクに対する「安心・安全ソリューション」をワンストップで提供してきましたが、2018年7月、これに同ソリューションを加えることで、ビルのトータルセキュリティソリューションの強化を図りました。

IoT時代のビルシステム向けサイバーセキュリティソリューションの内容

IoT時代のビルシステム向けサイバーセキュリティソリューションの内容の画像

3日々変化するサイバー犯罪を見据え、安心・安全を提供する

サイバー攻撃に関するニュースを聞かない日がないほど、サイバーセキュリティへの注目が高まっています。通常のICTと異なり、ビルをサイバー攻撃から守るためには、建物(ファシリティ)とICTの両方の知識が必要です。当社は、NTTセキュリティと協業し、ビルの設計や維持管理を行う会社としては、他社に先駆けてビルサイバーセキュリティソリューションの提供を開始しました。今年度は、2020年にオリンピック・パラリンピックが開催される新国立競技場のビルサイバーセキュリティアセスメントを受注したほか、NTTグループの通信ビルのうち、重要となる140ビルのビルサイバー点検を実施しました。

NTTファシリティーズ中央 ソリューション本部
ファシリティマネジメント部 システムエンジニアリング部門 IoT担当

秋山 裕貴

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