環境R&D Fデータセンター── エネルギー効率と環境性能をさらに進化


世界最大級の難燃性大容量リチウムイオン蓄電池システム

  データセンターや通信ビルの停電対策用として、新神戸電機株式会社と共同でバックアップタイプ大型UPS用大容量リチウムイオン蓄電池システムを開発しました。

  リチウムイオン蓄電池は可燃性が高いことが弱点とされていますが、難燃性の電解液を使用することなどで、万が一の過充電や内部短絡事故の場合も発火しない蓄電池を実現しました。また、セルの大容量化により分割損を低減、従来の鉛蓄電池に比べ約半分の設置面積と重量を可能とし、システムの大規模化で大容量が求められるデータセンターなどの重要施設で使用できるリチウムイオン蓄電池システムを実現しました。

  NTTファシリティーズでは、今回開発したデータセンター向けバックアップタイプのほか、通信ビル向けの長時間バックアップタイプ、スマートグリッド向けのサイクルタイプの3種類を揃え、バックアップタイプについては、NTTグループをはじめ国内外のデータセンターやバックアップ需要の多い放送局、金融業など高い信頼性と安全性を要求される用途へ、またサイクルタイプのリチウムイオン蓄電池は、避難所や道の駅などの防災機能強化や電力使用ピーク時の電力削減などを目的に導入を進めていきます。

 

データセンター向けバックアップタイプリチウムイオン蓄電池システムの例


*1 難燃性

UL94-V0相当の難燃性を有する。UL94-V0は米Underwriters Laboratories Inc.が定めた、樹脂の難燃性を規定する材料、製品の安全規格で「V0は炎を離した後10秒以内で自己消火性を有する」ことを示す。蓄電池は難燃規格がないために樹脂の規格を引用して評価。


担当者から・研究開発本部 パワーシステム部門

辻川知伸 写真

建物内に長期間据え置く大型のバックアップ用蓄電池は「何があっても出火してはいけない」と考え、実現したのが据え置き型では唯一の、難燃性のリチウムイオン蓄電池です。当社は、これらの大容量リチウムイオン蓄電池を利用してお客さまの多様なご要望にお応えしていきます。

関連ホームページ
    http://www.ntt-f.co.jp/news/heisei25/h25-0107.html (ニュースリリース)





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