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特集「Smart&Safety」STEP3 スマートコミュニティ 「点」から「面」へのモデルケース報告


品川リンクトープ

  「品川リンクトープ」は、環境配慮型のオフィスビルと広大な緑地が生み出す、新しい環境共生プロジェクトです。本プロジェクトは、東京都下水道局の芝浦水再生センター敷地内の一部を借り受け、都の地下の下水道施設などの上部に、合築の手法で業務・商業系ビルを建設する公有地利活用プロジェクトです。オフィスビルとつながる広大な緑地を、四季の移ろい豊かな表情や水辺を感じられる憩いの空間として、レクリエーション活動など多目的に利用できる人々の交流の場を創造します。

  品川リンクトープの建物は、自然エネルギー(大風量外気冷房システム、太陽光発電、太陽光採光システムなど)の活用で、環境負荷軽減と快適な室内環境を両立しています。タワー中央に設けられたスカイボイドからは自然光とさわやかな風が取り込まれ、明るい共用部と快適な室内環境を生み出すことができます。また、涼しい外気を取り込むナイトパージや、下水熱エネルギーを利用した効率的な空調設備により、快適性と省エネルギー性能の両立を実現し、CO2を効果的に削減します。

  建物・エネルギー管理システム(BEMS)の活用により、CO2排出量やエネルギー使用量などを管理できる仕組みを整え、国内最高水準の環境性能を継続的に維持します。このような取り組みにより、建物の環境性能評価であるCASBEEの最高水準(Sクラス)の取得、および東京都の建築物環境計画書制度の最高水準(段階3)の達成を予定しています。


品川リンクトープ


担当者から・都市建築設計部 建築デザイン部門

萩原多聞 写真

建物の環境性能は、今や企業価値向上につながる快適なオフィス環境を創造するうえで不可欠の要件となっています。NTTファシリティーズが、現在のように建物の環境性能が問題とされる以前から掲げている「GreenITy Building」という設計思想に基づき、高い環境性能と機能性を両立する建物、周辺環境と調和する景観づくりを実現したいと考えています。






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