社会貢献活動
NTTファシリティーズグループでは、企業市民として社会と歩む姿勢を重んじ、メガソーラーや植物工場など自社事業をきっかけとした環境教育の場を積極的に提供するとともに、地域コミュニティの一員としての貢献活動を多彩に展開しています。それら活動の原動力は働く全ての社員とその家族、退職した方々であり、皆が「チームNTT」として一丸となり、積極的に取り組みを継続しています。
「企業の森」への賛同
NTTファシリティーズは2017年3月23日、公益財団法人東京都農林水産振興財団が東京都とともに進める「花粉の少ない森づくり運動」の一環である「企業の森」の主旨に賛同し、協定を締結しました。
企業の森とは、企業(団体)の協賛により「花粉の少ない森づくり」を進めていく事業です。企業は対象となる森林の所有者、振興財団の三者で10年間の森林管理に関する協定を締結し、その間は森林の命名権を得るとともに社会貢献活動及び研修の場として利用することができます。
NTTファシリティーズは同運動に即して東京都青梅市黒沢の1.9haの森林を「エコロじいの森」と命名し、2017年4月22日に植樹式を行い社員や家族とともに約300本の苗木を植えました。また、2017年11月26日にはNPO法人青梅林業研究グループの方を講師に迎え成長観察会を行い、青梅地域の林業の歴史などを学びました。
2018年度も2018年6月に社員有志40名による下草刈りを実施し、森林環境を整えました。続いて11月には総勢23名で捕植作業を行いました。10年にわたる同施策の協賛期間を通じ、NTTファシリティーズは森林整備費用を負担し、人手不足が問題となっている里山地域における森林保全活動に貢献していくとともに、生物多様性の重要性などの啓発の場としていきます。
2018年度の下草刈りの様子
2018年度の補植の様子
シンボル社員制度を導入し、文化貢献活動を推進
NTTファシリティーズでは、ダイバーシティ施策の推進やスポーツ振興を通じた社会貢献、社員の士気高揚を目的に、将来有望なスポーツ選手を採用する「シンボル社員」規程を制定しています。現在、女子ラグビーの選手4名をシンボル社員として採用しています。また、2017年4月から、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会がめざす「ラグビー日本代表の強化」及び「日本におけるラグビースポーツの普及拡大」という目標に賛同し、ラグビー女子日本代表(15人制・7人制)のオフィシャルスポンサー契約を締結しています。
女子ラグビーは、15人制ラグビー、7人制ラグビーともに、ワールドカップが4年に一度開催されており、7人制ラグビーはリオデジャネイロ2016大会からオリンピック競技となっています。東京2020大会でも「サクラセブンズ」の愛称で親しまれる女子7人制日本代表の活躍が期待されます。女子ラグビー選手を積極的に採用し、仕事と競技が両立できる職場環境の提供を推進しているNTTファシリティーズでは、さらなるダイバーシティ推進やスポーツ振興を目的に、世界の舞台で活躍するラグビー女子日本代表(サクラフィフティーン、サクラセブンズ)を全社一丸となって応援、サポートしていきます。
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鈴木実沙紀(入社 2015年10月)
- プロフィール
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- ポジション
- 7人制:FW(フォワード)
15人制:FL(フランカー)、HO(フッカー)
- 経歴
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- 7人制日本代表
15人制日本代表
- 7人制日本代表
- 所属チーム
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- 東京山九フェニックス
- 主な戦歴
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- 2016.5
- 15人制ラグビー
アジアチャンピオンシップ2016
優勝 - 2016.9
- アジアラグビーセブンズシリーズ2016
香港大会 優勝 - 2016.10
- アジアラグビーセブンズシリーズ2016
スリランカ大会 優勝 - 2016.12
- ラグビーワールドカップ2017
アジア・オセアニア予選 優勝 - 2017.4
- HSBCワールドラグビーセブンズ
北九州大会 - 2017.7
- 15人制ラグビー
アジアチャンピオンシップ 優勝 - 2017.8
- 15人制ラグビーワールドカップ2017
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中丸彩衣(入社 2016年4月)
- プロフィール
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- ポジション
- 7人制:FW(フォワード)
- 経歴
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- 7人制日本代表
- 所属チーム
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- ARUKAS QUEEN KUMAGAYA
- 主な戦歴
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- 2016.9
- アジアラグビーセブンズシリーズ2016韓国大会 準優勝
- 2016.10
- アジアラグビーセブンズシリーズ2016
スリランカ大会 優勝 - 2017.6
- HSBCワールドラグビーセブンズフランス大会
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名倉ひなの(入社 2019年5月)
- プロフィール
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- ポジション
- WTB(ウイング)
- 経歴
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- 7人制日本代表
沖縄セブンズ 2018日本代表
- 7人制日本代表
- 所属チーム
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- 横河武蔵野 Artemi-stars
(アルテミスターズ)
- 横河武蔵野 Artemi-stars
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櫻井綾乃(入社 2019年5月)
- プロフィール
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- ポジション
- LO(ロック)
- 経歴
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- 7人制日本代表
アイルランドWC 15人制日本代表
沖縄セブンズ 2018日本代表
- 7人制日本代表
- 所属チーム
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- 横河武蔵野 Artemi-stars
(アルテミスターズ)
- 横河武蔵野 Artemi-stars
環境教育の実施継続的な実施
NTTファシリティーズでは、環境ソリューションを提供する会社として地球環境保護の重要性をわかりやすく伝えるため、環境教育を実施しています。
2018年度に実施した主な環境教育活動の事例
実施期間 | イベント名 | 実施場所 | 内容 | 参加者 |
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2018年7月 | ソーラーカーキット実験教室 | 山梨県甲府市 | 親子で学ぶ地球環境と自然エネルギー | 親子25組 |
2018年7月 | エコフェスティバル | 神奈川県相模原市 | ソーラーカーキット工作とエコ実験教室 | 親子25組 |
2018年10月 | サイエンスフィールドワーク | 山梨県北杜市 | 高校生への太陽光発電実習 | 約60名 |
2018年11月 | 行方ふれあいまつり | 茨城県行方市 | 環境学習とソーラーモーターカー工作 | 約160名 |
2019年2月 | 第2回SSS推進フォーラム | 東京都 | 講演「脱炭素に向けたスマートエネルギービジネスの取り組み」 | ー |
GTN(Green with Team NTT)での自然環境保護活動
NTTファシリティーズグループでは、NTTグループがCSR憲章に定める「チームNTTのコミュニケーション」の考えに則り、「自然環境保護」「社会福祉」「教育・文化振興」「地域振興・交流」「国際交流」「スポーツ振興」を6つの柱とした社会貢献活動を推進しています。なかでも「自然環境保護」の分野では、2009年度から「Green with Team NTT」というスローガンを打ち出して、社員参加型の環境貢献・社会貢献活動を推進しています。
GTNでの活動状況
主な取り組み項目 | 内容 | 活動状況 | |||
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2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | ||
自然環境保護活動、 地域清掃活動 |
オフィス周辺や自治体など主催の清掃活動への参加 | 延べ2,424名参加 | 延べ1,743名参加 | 延べ1,776名参加 | 延べ1,567名参加 |
地域交流活動 | お祭りや自治体イベント参加 | 延べ87名参加 | 延べ177名参加 | 延べ89名参加 | 延べ996名参加 |
不法投棄対策 | 廃棄物の不法投棄に関する自治体への 情報提供 |
北海道、宮城県、 山形県、茨城県、 三重館、熊本県で 実施 |
同左 | 同左 | 同左 |