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陸前高田市栃ヶ沢団地

  • photo:陸前高田市栃ヶ沢団地
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写真撮影 マイクロ岩手

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建築物概要

竣工
2016年6月
主要用途
共同住宅
所在地
岩手県陸前高田市
敷地面積
北棟:6,452.59m2、南棟:12,567.01m2
延べ面積
北棟:9,577.76m2、南棟:9,850.36m2
建築面積
北棟:1,798.16m2、南棟:1,961.89m2
構造規模
北棟:RC造8階、南棟:RC造9階
建築主
岩手県

特徴

東日本大震災による津波被害を受けた市民のために陸前高田市内に建設された岩手県災害公営住宅(301戸)です。既存の山林を造成し、消防防災センター、コミュニティーホールと共に一体整備されました。住民用駐車場およびヘリポート進入路を確保する外構とともに、全住戸を南向きとし住環境快適性確保しました。私たちは、住民が孤立することなく、安心して生活できるよう、多世代が見守り・見守られる空間づくりを目指しました。そのため、同時並行して基本構想を実施していた隣接する高田西地区公園を住民のためのオープンスペースとしても使えるよう、コミュニティ広場、集会所を組み合わせ、回遊が可能となる設えとしました。
集会場外周には縁側を巡らし、散策する人が腰を下ろし広場での活動を眺めたり、消防隊員訓練風景を見学できるなど、こども・親・高齢者等がお互いに見守り・見守られるの新たな関係性を生み出すものとしました。
住戸棟については、壁・天井・ベンチに地元気仙杉材を用いた共用部「語らい広場」を設け、日常的なご近所コミュニケーションの場を提供しています。炊出し利用可能なかまどベンチやマンホールトイレを設置し、災害時防災拠点としての機能も備えています。

掲載雑誌

近代建築 2018年1号

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