風光明媚な景観を今に残し、別荘地としての歴史を有する藤沢市鵠沼エリアに計画された地上3階建て67戸のサービス付き高齢者向け住宅です。避難スペースや災害拠点の不足といった地域が有している課題解決の為、「開かれたシニア向け住宅」、「時間を重ねたランドスケープの継承」をテーマとしています。①地上部における散策路や四阿といったコミュニティスペース（「つなぐガーデン」）の創出、②地域住民の利用も想定した海抜約16mの屋上避難スペースの設置、③建ぺい率を抑えた緑地の確保による積極的な樹木の保存、④既存樹木や石垣等を残している敷地南北の保存景観をつなぐランドスケープを実現しました。