Solution
間接蒸発冷却式空調システム
<Munters DCiE®>
気化熱利用による圧倒的な省エネルギー性能で
業界最高水準の高効率データセンターを実現
- 特長
- 年間平均 pPUE1.169 実現※1
- 空調エネルギーコスト 約60% 削減※1
Munters DCiE®は、水の気化熱の活用により、超高効率を実現するデータセンター用空調システムです。
様々な外気条件に適応する3つの冷却モードなどにより、空調エネルギーコストの約60%削減を実現します。
■ 世界トップシェアの豊富な実績に裏付けられた圧倒的な省エネルギー性能
■ 都市型データセンターが多く、地震リスクの高い日本での運用に耐えうるカスタマイズ機
■ 金属腐食・目詰りに強いポリマー熱交換器と停復電時の速応性による高いロバスト性
特長
Munters DCiE®の主な特長を紹介します。
外気条件に応じて、3つの冷却モードを切替えて運転
冬季は空気(低温の外気)対空気(ホットアイルからの還気)による熱交換を行うドライモード。中間期は、外気と熱交換器への水噴霧による気化熱を
利用したウェットモード。夏季は、ウェットモードの冷却だけでは取り切れなかった熱量を圧縮機などの補助熱源により冷却するウェット+補助熱源モード。
年間を通じて外気や水の気化熱を活用した冷却方式により、省エネルギー性能を飛躍的に高めます。
冬季は空気(低温の外気)対空気(ホットアイルからの還気)による熱交換を行うドライモード。中間期は、外気と熱交換器への水噴霧による気化熱を利用したウェットモード。夏季は、ウェットモードの冷却だけでは取り切れなかった熱量を圧縮機などの補助熱源により冷却するウェット+補助熱源モード。年間を通じて外気や水の気化熱を活用した冷却方式により、省エネルギー性能を飛躍的に高めます。
ドライモード
空気(低温の外気)対空気(ホットアイルからの
還気)による熱交換を行い冷却
空気(低温の外気)対空気(ホットアイルからの還気)による熱交換を行い冷却
ウェットモード
外気と熱交換器への水噴霧による気化熱を利用し、
熱交換を行い冷却
外気と熱交換器への水噴霧による気化熱を利用し、熱交換を行い冷却
ウェット+補助熱源モード
ウェットモードの冷却だけでは取り切れなかった
熱量を圧縮機などの補助熱源により冷却
ウェットモードの冷却だけでは取り切れなかった熱量を圧縮機などの補助熱源により冷却
圧倒的な省エネルギー性能
実機を用いた性能試験で、設計想定と同等以上の効率を発揮できることを確認。
また、低負荷時の省エネ性能も非常に高く、データセンター運用初期の事業性向上に貢献します。
ポリマー熱交換器の採用による高いロバスト性
独自開発のポリマー熱交換器の採用で高いロバスト性と熱交換率を両立。
金属腐食リスクなし、セルフクリーニング効果によるスケール付着なし、高い水密性も実現します。
独自開発のポリマー熱交換器の採用で高いロバスト性と熱交換率を両立。金属腐食リスクなし、セルフクリーニング効果によるスケール付着なし、高い水密性も実現します。
日本の都市型のデータセンターに適合するカスタマイズ機
バルコニー設置可能で都市型のデータセンターにも適合。屋上面積による設置制約はなく、短い室内ダクトで送風ロスを低減します。
また、実機を用いた震度6強レベルでの加振試験を実施し、継続的に運転可能であることを確認。優れた耐震性能を実現します。
停電対応性に優れ、空調用UPS容量の節減が可能
給電再開時の立上がりが早く、圧縮機のUPS給電を不要な計画とすることでUPS容量の節減が可能です。
単一の筐体からなるシンプルな構成で、システム構築が容易
一般的な水冷空調システムでは、空調機・熱源機・冷水配管等の構成品が必要になりますが、間接蒸発冷却式は本体のみのシンプル構成です。
それにより配管配線工事費の低減、容易な逐次増設の実現、制御構築の簡素化を可能にします。
一般的な水冷空調システムでは、空調機・熱源機・冷水配管等の構成品が必要になりますが、間接蒸発冷却式は本体のみのシンプル構成です。それにより配管配線工事費の低減、容易な逐次増設の実現、制御構築の簡素化を可能にします。
※1)当社実績値、お客様の運用環境により変動します。
<Munters><DCiE>は、MUNTERS社の登録商標です。
※本サービスは、NTTグループのスマートエネルギー事業の強化・拡大に伴う電力事業統合により、NTTアノードエナジー(株)との共同提案になる場合がございます。詳細は弊社営業担当者へご確認ください。
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