「全国地震観測網」を構築

NTTグループにおける地震観測は、国の主導で進められていた地震観測網の構築に協力する形で1959年に始まり、現在では全国の主要な電話局等の65ビルに強震計を設置し観測を行っています。


デジタル強震計               

地盤の振動を観測する一般的な地震観測網は地中や地表面に設置しますが、NTTファシリティーズの地震観測網はビル内に設置しています。交換機など大きな機器を設置するNTTの通信用ビルは、通常の建物とは振動特性が違うため、計測された地震記録を分析し、通信ビル特有の振動特性を把握することで、建物内に収容されている通信設備の耐震規格の策定に役立ててきました。

建物はその構造などの違いから、上層階の揺れが大きいものや中層階でより大きく揺れるものなど、建物によって揺れ方が異なります。

そのために複数階に強震計を設置して3軸方向の加速度を地震記録として収集します。さらに、得られた地震記録を活用すると、地震応答解析技術と連動させることで、地震計を設置していない階の揺れ方をシミュレーションにより再現することもできます。

このシミュレーションにより、目視では確認できないものの、何らかの損傷を受けている可能性が高い箇所についても推定することができます。つまり、地震直後にビルの健全性を把握したり、優先的にチェックしなければならない箇所を特定することが、安全に精度よくできることになるのです。


東日本大震災で得られた地震記録をもとに、分析や振動試験により耐震対策技術を開発し、お客さまに安全・安心を提供していけるよう努めていきます。
関連ホームページ
    http://www.ntt-f.co.jp/news/heisei22/h22-0524_2.html (ニュースリリース)






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