NTTファシリティーズ
一級建築士事務所
大船渡市防災観光交流センター
エスエス東北
建築物概要
- 竣工
- 2018年3月
- 主要用途
- 集会施設
- 所在地
- 岩手県大船渡市
- 敷地面積
- 5,648.51m2
- 延べ面積
- 3,200.50m2
- 建築面積
- 1,828.39m2
- 構造規模
- RC造 一部 PC造 S造 地上3階
特徴
東日本大震災で被害を受けた大船渡市の復興・再生の象徴としての公共施設です。
屋上へと続くシンボリックな大階段が一時避難の建物として明快な外観を形づくります。BRT駅舎と商業ゾーンを結ぶ道を2階に通して人の流れをつくり、そこに各諸室を隣接させることで、活動の様子が日常的に混ざり合う「コラボストリート」となり、賑わいを形成しています。また、ピロティ構造の採用により、津波の波力を受け流す計画とすると共に、漂流物の衝突による損傷を考慮しています。
日常における地域住民のコミュニティ形成と、津波襲来時における一時避難所機能を両立を実現しました。